ドライバーからフェアウェイウッド、アイアンまでクラブごとの違和感を減らす最適な重量フロー。
ゴルフクラブの重量フローとバランス
ゴルフクラブはドライバーが1番長いクラブで、番手ごとに順に短くなりサンドウェッジが1番短くなります。
クラブの重量はサンドウェッジが1番重たく、ドライバーが1番軽くなります。
それはクラブ間のスイングバランスを整え、クラブの長さが変わっても違和感をなくすためです。
クラブ選びはロフトばかり気にしがちですが、重量フローを整えると各クラブでのスイングが安定しやすくなり、ミスショットが減少します。
またゴルフクラブではD0、D2のようにバランスを表す指標もあります。
こちらはすべてのクラブが同じバランスでなくても問題なく、1ポイントの違いならわからないので、大きくズレない限りは参考程度で問題ありません。
ゴルフクラブの重量フローのポイント
- ドライバーと5番アイアンの重量差は100g前後
- ドライバーと3番ウッドの重量差が10g前後
- 3番ウッドからフェアウェイウッドの番手ごとに10g前後増加
ドライバーが300gの場合に5番アイアンが400gが最適な重量となり、3番ウッド(スプーン)は310g前後が目安となります。
最適な重量フローのクラブセッティング
大まかな目安ではドライバー重量別でこのようになります。
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ドライバーが280gの場合
アイアンはカーボンシャフトで5番アイアン380g前後が最適。
ドライバーが300gの場合
アイアンのシャフトは軽量スチール(N.S Pro等)で5番アイアン400g前後が最適。
ドライバーが320gの場合
アイアンのシャフトがダイナミックゴールド等の重量シャフトで5番アイアン420g前後が最適。
重量フローはきれいな直線になるのが望ましいですが、多少の前後は気にしなくても大丈夫です。
フェアウェイウッドなどで1本だけカスタムシャフトにした場合などに1本だけフローから大きく外れることがありますので、注意しましょう。