100切りを目指すゴルファーへのアドバイスで多いドライバーを使わないゴルフラウンド。本当に使わない方がいい?
ゴルフスコアの100切りにドライバーは不要?
ゴルフスコアの100切りを目指しているゴルファーは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
100切るのにドライバーはいらない、100切るまでドライバーは使わないとったアドバイス。
特に100を切るための3つのポイントなどといったレッスンに多いです。
ドライバーを封印したラウンドをして100を切れましたか?
ドライバーを打って100%必ずOBするゴルファーには最適のアドバイスですが、全てのゴルファーにはあてはまりません。
また、日本以外のアメリカなどではこのようなアドバイスはほとんどありません。
ドライバーを使う、使わないをホールごとに判断してコースマネジメントをしないと逆に100切りを難しくしてしまいます。
ドライバーショットの弾道を把握する
ドライバーの弾道
ドライバー使用の判断をするためにはまず、自分のドライバーショットの傾向を把握します。
初心者であればほば必ずスライスになるや、引っ掛けやチーピンがでやすいなどです。
特にスライスが多い初心者は球の曲がり幅も注意深く観察してみましょう。
ドライバーを打つたびにどこに行くかわからないといったスイングの安定感がないゴルファーはアドバイス通りドライバーを全く使わないことも選択肢の1つです。
ドライバー代わりのクラブ
ドライバーの代わりとして使うクラブ(3番ウッド、5番ウッド、ユーティリティ等)の弾道や飛距離も把握しましょう。
ゴルフは自分のスイングの癖、弾道の傾向、飛距離を把握することで、スコアアップの為のコースマネジメントができるようになります。
ここまで自分の弾道を把握できれば、ホールごとにドライバーの使用を判断していきます。
ドライバーを使うコースマネジメント
スコアアップのためのドライバー使用判断は弾道の傾向とフェアウェイ落下地点で使用を判断します。
例えばスライスが持ち球のゴルファー
スライス時の曲がり幅と落下地点で判断
フェアウェイの横幅が30ヤードあれば、フェアウェイ左端をターゲットにショットすると左に引っ掛けない限りフェアウェイに落とすことができる。この場合にはドライバーでティーショットと判断。
200ヤード地点が30ヤードより狭い場合にはフェアウェイサイドのラフの状況を確認。
起伏が多い、またはハザードの場合にはドライバーを使わないと判断。
サイドのラフも平坦で幅が広い場合にはドライバーを選択。
引っ掛けが持ち球の場合には左右逆の考え、ミスショットは多くても比較的真っ直ぐ飛ぶならフェアウェイセンター狙いで前後のハザードを確認して、判断します。
ドライバーを積極的に使う
ドライバーはフェースが1番大きく、1番距離のでるクラブ。トップやてんぷらなどミスショットをしても100-150ヤードほど飛びます。
安全にドライバー以外でティーショットをしても代わりのクラブの安定性が悪ければ、結果はもっと手前からセカンドショットとなり、メリットがありません。
ドライバーを完全に使わないと判断ができるのは代わりとなる3番ウッドや5番ウッドとドライバーの飛距離差が少なく、安定性が高い時はドライバーを使わないのも1つの方法です。
状況判断をして使えない時以外はドライバーを使う積極的なコースマネジメントをおすすめします。