ゴルフを始めると1番の目標はスコア100切り、100切りするためにボキーオン率を上げるコースマネジメントとは?
100を切るためのコースマネジメント
18ホールを全てダブルボギー(パー+2打)で回った時のスコアが108。
ボギーペース(パー+1打)で回れば90。
100を切るためにはボギーペースで回り、半分はダブルボギーでもいいということです。
100切りの考え方
- ダブルボギーオンを基準に半分は1パットでホールアウトし、半分をボギーにする
- ボギーオンを基準に基本2パットでボギー。1パットの時はパーで貯金。3パットや数回のOBでの大叩きの為に9打の余裕を持つ
このように考えると答えは簡単で、1は1パットで半分もカップインするのは難しく、2のボギーペースで回ることが100切りのスコアマネジメントです。
ボギーオンとボギーオン率
ボギーペースで回る時のボギーオンとは
パー4 3打でグリーンオン 2パット
パー5 4打でグリーンオン 2パット
100切りをするには18ホールを回った時のボギーオンの割合、ボギーオン率を意識することが重要です。
直近のスコアカードで自分のボギーオン、パーオン率の合計を計算して見ましょう。
90台のスコアの時のボギーオン率とパーオン率の合計は50%以上になることが多く、60%を超えるとほぼ確実に100を切ることができます。
ボギーオン率を上げるポイント
ボギーオンは増やすポイントは2つ。
- ティーショットのOBを減らす
- 無理にパーオンを狙わない
ティーショットでOBし、プレ4に行くとボギーオンは絶望的。
ティーショットはボールを残すことを最優先にする。
セカンドショットはアイアンで確実に打てる距離以上は刻む。
例えば7番アイアンで140ヤードを安定して打てる場合には、140以上残っていればグリーンは狙わず短いクラブで刻み、次で確実にグリーンオンさせる。
100切りのためのクラブ選択
パー3は2打でグリーンオン
100切りを簡単にするために短いパー3はパーを狙う。
パー3は安定して打てる距離で判断して、ティーショットでグリーンを狙う、または2打でグリーンオンを狙う。
アイアンで確実に打てる距離で判断し、自信がある距離は積極的に狙いに行く。
注意点は距離的に問題がない場合でも、グリーン手前に脱出が困難なガードバンカーがある、手前に池がある場合は刻んでボギーオン狙いとします。
また、170ヤードを超える場合にはショートウッドやユーティリティで狙わず、おとなしくアイアンで刻んでボギーオンを狙いましょう。
刻む場合には110切りと同じく、グリーン手前の花道です。
そしてセカンドショットでグリーンオンを確実に狙います。
パー4は3打、パー5は4打でグリーンオン
100切りで1番重要なのはティーショット。
110切りとは違いティーショットでOBをしてしまうとボギーペースが困難になります。
ティーショットではボールを残すことを最優先に、まずはティーショットで打つクラブを決めましょう。
ドライバーを使わないコースマネジメント!?も参考にティーショットのクラブを判断してください。
セカンドショット以降はパー4の場合は残りは120-200ヤードを7番アイアンなど自信のあるアイアンで打ち、次の3打目の位置を考えてショットする。
3打目の位置からグリーンまでの直線上にバンカーや池などのハザードが入らない位置を狙う。
パー5の場合は4打目勝負のため、セカンド、サードショットは無理をせず確実に打てるクラブで進め、4打目地点のみ意識する。
ウッド系で得意なクラブがある場合にはセカンドで利用、しかしセカンドOBは絶対避けるべきでたまに打てるレベル感なら、ウッド系は使わない方がいい。
パー4、パー5ともにティーショットの次に重要なのが、グリーンを狙うショット。
グリーンを狙う時はパターで打つ時以外は必ずグリーンセンターを狙う。
ピンフラッグに寄せるより確実にグリーンに乗せることが100切りの近道です。
100切りのスコアマネジメント まとめ
- パー3は距離で判断しティーショット、狙える距離はパー狙い、長い場合はセカンドでグリーンに乗せ、ボギーを狙う。
- パー4、パー5はクラブ判断をした上でボールを残すことを優先したティーショット、セカンド以降は次のショットの位置を意識し、絶対にグリーンセンターを狙う。
- パターは2パット、36パット以内におさえる。
狙える時は狙う、難しい時には次のショットの位置を考えることでボギーペースのゴルフ、100切りができるようになります。