ラフからも使いやすいユーティリティ。スコアが上がるフェアウェイウッドとのクラブセッティング例。
ユーティリティの番手と飛距離
ロングアイアンの距離が優しくなるユーティリティの番手ごとの特徴は?
18度のユーティリティ(3u)
3番ユーティリティ 目安飛距離 190ヤード
5〜7番ウッドの代わりとなるクラブ。ロフトが立っているため、ヘッドスピードが必要。
21度のユーティリティ(4u)
4番ユーティリティ 目安飛距離 180ヤード
3番アイアンの代わりとなるクラブ。
24度のユーティリティ(5u)
5番ユーティリティ 目安飛距離 170ヤード
4番アイアンの代わりとなるクラブ。ロフトが多く簡単なユーティリティ。
ユーティリティはロフト角が20度以下の場合、ヘッドスピードが早くないと球が上がらなくなります。
特に初心者は20度以上のユーティリティから選びようにしましょう。
また、ユーティリティはメーカーやブランドによってクラブの番手とロフト角がバラバラなので、番手ではなくロフト角を見て選ぶようにしてださい。
フェアウェイウッドとユーティリティの組み合わせ
3w + ユーティリティ18度、21度、24度
このレベルのゴルファーなら、ユーティリティよりもロングアイアンを選択することが多い。もしくはフェアウェイウッドが打てず、ユーティリティなら打てるゴルファー。
3w 5w + ユーティリティ21度、24度
フェアウェイウッド2本、ユーティリティ2本とバランスの取れた組み合わせ。実際にはユーティリティを最大限に多くした場合にこのクラブセッティングになりやすい。
3w 5w 7w + ユーティリティ24度
フェアウェイウッドを中心にしたクラブセッティングにユーティリティを追加した形。フェアウェイウッドが得意なら番手間の距離も整い非常にバランスが良いクラブセッティング。
5w 7w + ユーティリティ24度
初心者から中級者まで、1番実用的なフェアウェイウッドとユーティリティの組み合わせ。
打てるクラブの範囲内で1番ゴルフがやさしくなるクラブセッティング。
はじめに揃えるフェアウェイウッドとユーティリティは?
初心者におすすめはまずフェアウェイウッドとユーティリティを1本ずつ揃えることです。
実際にゴルフ練習場やコースで使ってから、どちらを中心にクラブセッティングをするのかを考えましょう。
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フェアウェイウッドの一本目は
フェアウェイウッドは3番手ウッドが非常に難しく、5番手ウッドとの差がでにくい。
また20度以下のユーティリティは球が上がりにくいことを考えると
はじめの一本は5番ウッド(18度)、7番ウッド(21度)から選ぶ。
ユーティリティの一本目は
5番ウッド(クリーク)のロフトは18度前後、飛距離差を作るために3度以上空いた21度以上のユーティリティから選ぶ。
7番ウッドのロフトは21度前後、同じく飛距離差を作るために3度以上空いた24度以上のユーティリティから選ぶ。
しかし、ここで注意です。
24度以上のユーティリティを選ぶ時には5番アイアンのロフト角を超えないように注意しましょう。
ストロングロフトのアイアンセットで、5番アイアンとユーティリティのロフト角が逆転しないように、2度以上はユーティリティがロフトが少なくなるように選ぶことが重要です。
女性の場合には7番アイアンからのクラブセットが多く、ロフト角25-28度程度のユーティリティを選ぶと7番アイアンへの繋がりが良く、ゴルフがやさしくなります。