せっかくのゴルフラウンドが雨。雨でもスコア崩さないポイントと雨ゴルフの救済ルール。
雨の日ゴルフのポイント
せっかくのゴルフが雨でがっかり・・・
雨の日のゴルフはスコアを落とすポイントがいっぱい。
しかし、何点か気を付けるだけで、スコアの落ちも最小限にできる雨の日ゴルフのポイントです。
飛距離が落ちる
雨の日はどのクラブでも飛距離が落ちる。
例えば残り140ヤード、いつもなら7番アイアンでも1つ番手をあげて6番アイアンや5番アイアンに持ち替える。
グリップが滑る
クラブのグリップや手袋が濡れるとスイング中にグリップが滑りミスショットになる。
アドレス前にタオルでグリップと手袋の表面を拭いておく。
ダフリやすくなる
晴れの日と違いインパクト手前で地面にソールが当たるとダフる。
なるべく緩やかなインパクトの入射角を意識してスイング。バックスイングを手首で鋭角に上げないように注意。
雑になりがち
雨の日ゴルフのスコア悪化の原因はこれが一番多いです。
・クラブ一本しか持たず、とりあえず手持ちのクラブで打つ。
・パターはラインも見ず、適当に打つ。
特にパターが雑になるゴルファーが多く、傘を置いたらすぐ打つといった雑なパッティングになりがちです。
結局、どれだけ気を付けても絶対に濡れるので、雨は気にせず、いつもと同じペースのラウンドを心掛けましょう。
雨の日ゴルフ救済ルール
もう1つ雨の日ゴルフで大切なのは救済ルールを覚えておくことです。
カジュアルウォーター
カジュアルウォーターとは雨の日にできた一時的な水たまりのこと。
雪や自然の氷は含まれるが霜は含まれないので、注意。
カジュアルウォーターの救済
カジュアルウォーターに球がある場合には、無罰でホールに近づかないカジュアルウォーター外のニアレスポイントからワンクラブレングスにドロップできる。
スタンス(足)がカジュアルウォーター内の場合にも適用される。
バンカー内でカジュアルウォーターに球がある、スタンスが重なる場合は無罰でバンカー内のニアレスポイントにドロップができる。
または一打罰でホールとボールを結んだバンカー外の後方線上にドロップができる。
パッティングライン上にカジュアルウォーターがある場合にカップに近づかず、カジュアルウォーターを避けれるニアレスポイントに無罰でプレースできる。
グリーン内で救済できない場合はハザード以外のグリーン外にプレースが可能。
全てプレイヤー自身の判断で、あるがままのプレーを選択することもできます。
また、ドロップ前やプレース前には球を拭くことも可能です。
無罰だから全て救済は受けなくても、救済ルールを覚えておくことで、必要に応じた対応ができるようになります。
雨の日ゴルフの必需品
替えのグローブ
3枚以上あると雨の途中でも交換ができ楽になる。途中で雨が止んだ時に乾いたグローブに交換できるように1つ予備を置いておく。
レインウェア
上下あれば最高、上着だけでも効果あり。上着だけの時はカートの椅子で濡れることが多いので、注意。
クラブ拭き用のタオル
濡れたグリップやヘッド、ボールを拭くための必需品。
帽子
雨用以外の帽子でも顔や頭の濡れを軽減できる。
着替え用のゴルフウェア
最悪なくても大丈夫。ハーフ終了時に着替えたい方におすすめ。
ゴルフは自然も楽しむスポーツ、たまの雨の日、雪の日ゴルフも楽しいものです。
なるべくスコアを落とさないポイントや救済ルールを把握して、雨の日ベストを狙いましょう。